JOKER、ジョーカーといったら俺は
仮面ライダーWサイクロンジョーカー、仮面ライダージョーカー
ペルソナ5の主人公のコードネーム、ジョーカー
トランプのババ、切り札
とかとにかく厨ニ的でカッコイイ印象を受けるジョーカー
今回のジョーカーはバットマンに出てくる有名な敵役のジョーカーっすね
俺のバットマンにおけるジョーカー知識は「ダークナイト」で知ってるくらいで原作も他の映画もなにも知らない状態で観にいきました
むしろ、なんなら「ダークナイト」そんなに好きじゃないってレベルだったんだけどね
暗いんだよね、単純に画が。 あと組織がわちゃわちゃしてわかりずらい
まぁそれが裏社会みたいな感じでカッコよくて魅力ではあるのだが。
そんな俺はあんまり好きでもないダークナイトだが、キャラクターとして出てくる「ジョーカー」がとてつもなく魅力的だということはわかる
演技も迫真だし 単純にカッコいい
今回のジョーカー
ダークナイトのジョーカーが人気すぎて今回のジョーカーは越えられるのか?とかいらぬ心配をしていたが全然そんな心配は無用だった
なんなら今回のジョーカーが一番好き
最後の自分の血で口の化粧するところとか鳥肌プンプンよ
笑い男
精神病で発作的に笑ってしまう病気、ウケる
あからさまな精神疾患じゃないのが辛いところよな 不謹慎野郎になっちまうからな、理解がないと
劇中でも明らかに笑っちゃいけないところで笑ってるからな、笑っちゃいけない場面ほど笑っちゃうらしいけど 不便よな
唯一よかったのは自分のコメディショーで自ら笑ってたところぐらいか
あとは他人の笑いを勉強しているときに笑うポイントがズレてるんだよな
他の人が笑っているところで笑わず
他の人が笑ってないところで笑う
これも世間とズレてるって演出かな
認められない男
電車で殺人を犯したあと、新聞に載ってなんだかうれしそうだったよね
貧民層からは指示する声もって見出しとかあったし 自分の行動が世間に認めらるっつうか存在を認識されるのがうれしいんかな
落ちていく男
子供の障害者施設みたいなところに派遣されて芸を披露しているときに拳銃を落としてクビになった
幸せなら手を叩こう♪→拳銃ボロン 正直笑ったけどなここ
母親も倒れて、彼女も妄想で、心理セラピーのカウンセリングも打ち切り、薬も買えない状況になってしかも母親が狂人だということもわかり父親だと思ってる人にもぶん殴られる
で、最後の希望だった大好きなTV番組に呼ばれて出て行ったら尊敬する人にバカにされて銃殺
あの対談の緊張感が半端ない、超好き
地下鉄での殺人を告白するタイミングというかテンポもポロっていってサイコパスみを凄い感じる
内心やったのは俺だって言いたかったんだろうかな
バットマンおったんか
父親だと思っていた男の息子、腹違いの兄弟
新市長候補の男が殺されるシーンで思い出した、女の真珠のネックレスが飛び散るシーンでおもいだした
これバットマンビギンズで見たやつやんって
あの子がバットマンだったんだー へー ってなった
カタルシス
当然だけどジョーカーになるまでの物語だから最後の方まであのメイクをしたジョーカーは出てこないんだよね
TVに呼ばれたときの勝負メイクであのジョーカーが出てくるんだよね
でもちょっとだけひっぱる、髪も緑にして顔も白塗りにした直後元同僚が尋ねてくる
はよ、はよ口裂けのあのメイクしてくれーーーーッ!!って思ってた
そのあとハサミでぶっ殺したあと小人病のやつを逃がしてTV出てたけどね 狂気
なんなら血で塗ってほしかったけどな
で、最後の最後で今まで認めてもらえなかった男が英雄かのように扱われる、これがカタルシスでなくてなんなんだ
目元の青いメイクが涙で垂れてるのも画になるし薄くなった口のメイクを自分の血で塗りなおすのも最高にCOOL
苦しいときにこそ笑えってか? 序盤はそうだったが最後のは本心の笑顔だろう 満面の笑み
全部の悩みが肩から降り、無敵の人となった中年男 ある意味ハッピーエンドだろう
悲劇が喜劇かなんて主観だって言ってたし これは喜劇なんだろうな本人にとっては
すげぇ面白い映画だったよ

